十月に富士山で行われる光の会の研修会は、日本を中心にした第一段階目の縮図の仕組みが、世界へと広がった第二段階目の課題に取り組むためのものである。
仕組みがらみの十神界十大陸十惑星、並びに太陽系と太陽系の惑星、さらには太陽系の宇宙の調整浄化が、その課題の内容となる。
現在仕組みはこの宇宙を生み出した創造はじめ宇宙が呼び出されて、後半の大整理が進み始めるところまできているが、神界コースの光の会はその動きの中心にあって、研修会もその流れの中にあると言っていい。
縮図日本の課題を終えて世界に向かうことになった光の会は、当初は世界の十大陸へ直接出向いての浄化行に取り組んでいた。
フィジーとハワイが先行したが、それはムー大陸とアトランティス大陸の前段階の調整の意味を込めてのものであった。
そのあと縮図内外国、つまり台湾とルソン島とサハリンで取り組まれた。
それから世界の十大陸へと乗り出して、北米と中国の二カ所へと進行していったのであるが、三カ所目のオーストラリアを前にして頓挫してしまった。
元々光の会のような弱小集団では無理な課題であったが、やれるところまでやろうと取り組んだのは、仕組みがそれを要求していたからであった。
しかし、先導役の佐田が世界に出ることができない状態では、所詮無理な課題であったのだろう。それなら佐田同様日本にいて世界神行を努めましょうということになって、
ここまで進行し続けてきたわけであるが、少数の未熟な集団で外国へ出かけるよりも、はるかに効果の高い、内容の濃いものになっている。
しかしやはりそれだけでは足らなくなって、世界の先祖方にも協力していただく形で父神神行や母神神行、その他仕組みがらみの特別な神行が、たくさんの方々によって異次元レベルで取り組まれるようになっている。
地球人類に降ろされている宇宙浄化宇宙変革の仕組みは、我々光の会だけのものではなくなってきているからなのである。
我々神界コースの光の会の仕組みは、直接的にはオオクニヌシ系統のものでしかない。しかし人類の仕組みは全系統に及んでいるものである。
縮図から世界へと進んでいくということは、一神界のみでこなせるものではなく、全十神界全体で取り組まなければ果たせる課題ではない。なぜなら人類の仕組みは十神界に割り振られているものだからである。
しかしその場合仕組みは地球のみではこなせなくなる。過去の木星に二つ、未来の水星に二つ設定されているからである。ということは仕組みは地球レベルの世界神行だけでは完全ではないということになる。
そうした課題を現時点に集約して十神界十大陸十惑星、さらにはそれを人類の仕組みがかかわる全宇宙へと広げて大掃除を試みているわけであるが、現時点ではまだ二段階目の地球規模でしかないということを自覚しておかなくてはならない。
過去の木星や未来の水星の惑星行は、現在の我々ではこなせない課題だからである。
そのために宇宙領域を太陽系の宇宙に限定しているのである。その奥にある無源に関しても、研修会ではそこまでのものに限定せざるをえない。
総合はじめ宇宙の出現は全宇宙に及んでいるが、その分非常に危険だからである。
この巻頭言は「光の会だより」に毎月掲載しているものです。