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マレーネ・デートリッヒとマリア・カラスの話をミミ・ファリーニャが聞いていた。
彼女はその頃しょっちゅうこちらに繋がろうとしていたので、そうしたことにも興味があったのだろう。
事のついでに彼女にもマリア・カラスのことをきいてみると、マレーネよりももっと慌ててしまって、自分はそれほどの歌手ではないからと隠れてしまった。
そのことはそれでいいのであるが、彼女はクエーカー教徒として活躍しているので、そちらでの何かがあるらしくて、こちらに繋がろうとしていたのであった。
クエーカー教徒とテンプル騎士団は海王星でトレーニングし続けていたが、なかなか成果が上がらないと言っていた。
調子がいい時は一段階上がって天王星まで行けるということであったが、なかなか厳しいようで、簡単にはいかないと言ってこちらに相談してくるようなこともあった。
「天王星に上がったらその後はどうなるのですか?」と聞かれたので、「土星に上がることになるでしょう。それでもまだ霊界下部ですけどね。
水星まで行かないとキリスト教としては十分ではないでしょう」「それならちょっと土星まで行ってみます」と言って仲間と出かけたようであったが、すぐ戻ってきて、「とてもきつくていられません」ということであった。
それはそれとして、彼女は元アトランティス人として、そのあととても重要な仕事をしてくれた。
マグダラのマリアのマリコ大神が、行き過ぎたイザナミ神行の解消神行をすることになって、聖霊キリストとセット調整をし始めたとき、彼の身体のことが話題となって、その行方を捜すことになった。
佐田はアトランティス時代にキリストは殺されたのではないかと推測するようになっていたので、そのことを言うと、カナダのトロントの北にある山の麓に、それらしい場所があるとキリスト教徒が教えてくれた。
そこへ行ってみようということになって、クエーカー教徒やテンプル騎士団たちも出かけて行った。マグダラのマリアにテンプル騎士団がついているように、聖霊キリストにはクエーカー教徒がついているからである。
そしてそこにキリストの死体が埋められているのを発見し、掘り出すことになったのであった。
そこから各方面で新展開が巻き起こっているのであるが、ミミたちのグループも新しい段階に入ることになった。
彼らは土星に上がれるようになり、次の水星を目指すことができるまでに進化したからである。