一巡目の一
昨日のこと(平成三十年五月十六日)、何かの拍子でナポレオンとつながった。まだバンパイアをやっているのかと聞いてみると、まだやめてはいないとのこと。
何となく変なので彼のミタマを調べてみたところ、半分ばかり食われた状態であることが判明した。まともなミタマに戻す気はないかと聞いてみると、戻したいとのこと。
それならすぐ無限回帰しなさいと指示したところ、即実行ということでミタマが戻ってしまったのだった。
そんなところから彼の興味がギリシャの神々に向かっていることの話になっていった。彼はキリスト教には関心がなく、神々に興味があるという。
しかもローマの神々ではなく、ギリシャの神々なのだという。ギリシャの何に興味があるのかと問うと、ソクラテスなのだという。
エレウシスの秘教関連なのかといろいろ確認してみるのだけれども、単純にソクラテス関連のギリシャ神話のようであった。
プラトンは男色だから嫌いだとのことであったが、正常化していることの情報の確認はできてはいないようだった。
彼の出自は地元系、ギリシャの神々が地元系で、ソクラテスとくれば完全に仕組みがらみになってくるので、そこらあたりを突っ込んでみると、潰れているギリシャの神々を復活させたいのだという。
彼の心の底にはそうした思いが隠されていたのかということで、やっと本筋に到達した感じであった。
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一巡目の二
ナポレオンは未だに世界支配の野望が消えてはいないらしい。バンパイアにはもう飽きたということで、バラの女王とは簡単に切れてしまった。
しかしエリゼ宮には居場所がないらしく、どうしたものかということになって、それからまともな人間に戻るための調整が始められることになっていった。
バラの女王にバンパイアにされてしまったこともあって、ナポレオンは死後まともに四十九日をしていないということだったので、さっそくやったほうがいいということになった。
彼のミタマはスサノヲ系の七合目であるとのこと。
ミタマの立て直しをしなければフランスの建て直しどころではないということで、さっそくピレネーで四十九日をしてもらうことになったのであるが、三日ほど様子を見たいとのことだった。
あまりにも早い展開なので無理もないと受け止めたのであるが、バンパイア軍団に襲われるとのことで、それどころではなくなったらしく、一時間もたたないうちに四十九日の行程に出向いていったのだった。
そして最初に出向いたのは土星のキリスト教関連の領域であった。キリスト教に悩まされていると思われる選択であった。
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一巡目の三
ナポレオンが出かけたあと、バラの女王を始めとしたバンパイアたちとのお茶会が催された。それはそれは豪華なお茶会だという。
確認をとってみたところ、五千億名ほどもいるご大層なもので、ほとんどが上流階級レベルのメンバーであるとのことだった。
そしてその背後には五乗倍ほどの伏魔殿の宇宙のバンパイアたちが、一緒にお茶会に参加しているのだという。
何のことだろうと不審に思ったのであるが、ナポレオンの正常化を阻止するための相談会であるとのことだった。
それにしてはあまりにも膨大な数なので、さすがに大物だと感心したのであるが、その背景には何らかいろいろないきさつがあるように思われたのだった。
土星から戻ったナポレオンはすぐに水星へ出かけていって、キリスト教徒の正常化の確認をしてきて納得していた様子であったが、バンパイアに関してはさほど驚いたようには思えなかった。
瞑想室や寝室の確認をしてきたナポレオンと少し対応したのであるが、隠れていたお茶会のメンバーが大挙して襲ってきたらしく、それをどう防げばいいのかこちらに問いかけてくるのだった。
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一巡目の四
ナポレオンの革命はヒットラーの革命と同質のものだったと思われるが、両者とも結局野心野望のエネルギーにあおられて、足を踏み外してしまっている。
イスラエルを追われた十支族が仕組みのエネルギーを中国の秦王朝で費やしてしまったように、彼らの背景にあるのは元宇宙の権利の回復なのであって、それが正しく認識されていなければ、正しい活動などできるものではない。
バンパイアとの対決はミタマの確立がなされていれば、それほど恐れることはない。
ということで過去のツケを払うための不足分の無限回帰をするように指示したところ、さっそくそれを実行してしまうところに、彼の底知れぬ可能性を垣間見ることになったのだった。
そして四十九日の導師の許可をもらって、五十回ほどの無限回帰をしてしまったのだった。そしてバンパイアの当面の脅威を排除して、下部仏界の海王星へと降りていった。
仏界に関しては無知のようだったので、ドイツにはヨーロッパ仏界があることを説明したのであるが、ヒットラーに対する対抗意識があってのことなのか、何かしら拒絶感があるようであった。
というのもこちらがナポレオンと接触すると、脇からヒットラーがからんできていたからであった。
一巡目の五
海王星と火星の仏界から帰ってきたナポレオンは、毛嫌いするような感覚で仏界を無視しようとするので、なぜなのかと聞いてみると、気持ちの悪いものがたくさんいるので嫌だと言う。
霊界にはいなかったのかと問うと、霊界にも変なものがいることはいたのだと言う。
それでも霊界ならいいのかと問うと、いいと言う。それは変ではないかということで、改めて求道初心者への講義をすることになった。
つまり霊界は植物コース、仏界は動物コース、そして神界は人間コースで、生命進化のコースがそれぞれ違うのだと。
そしてナポレオンの場合は神界コース、つまり人間が神へと進化していくコースに所属しているのだと。そして神に進化する気があるかと問うと、あるとの答え。
それで安心したのであるが、人間の場合も下に降りると化け物のような生き物がウジョウジョいるから、今度は月へ行ってみなさい。
そう言ったのであるが、導師がその前に上の仏界に行くべきであるとのことで、太陽にある特別仏界に行くこととなったのだった。
そこはレベルが高いので気に入ったらしく、しばらく滞在するのだという。といっても三十時間ほどだということではあったが。
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一巡目の六
太陽仏界は楽しかったと言って二十三才に若返っているナポレオンが帰ってきた。
最初は三十時間(あちらでは三時間)も寝なかったから疲れたと言って、すぐ寝室に入ろうとしたのであるが、この文章を書く都合もあるので、少しだけあちらでのことの確認をさせてもらったのだった。
太陽仏界はレベルが高いのでとても良かった、と書いている先からバラの女王達がちょっかいを入れてくる。
ナポレオンは最初に無限回帰したときに二十三才に若返っていたのであるが、第一皇后のバラの女王はその若々しい元夫によだれを流さんばかり。
その方はポーランドのバンパイアである花の女王のように、七十五才でも五十才くらいには若見えさせる術の持ち主ではあっても、二十三才ほどの若さにはなれないらしい。
それでもその術が解ければ五百才くらいに戻るのでは? とエスプリを利かせて聞いてみると、千才の腐れババアだという声が脇から聞こえてくる。
なぜこんな余計なことを書くのかといえば、邪魔をしないようにという金銭交渉を、ナポレオンと二人でしたにもかかわらず、しつこくからんでくるからである。
その方とはナポレオン関連で最初からお付き合いがあるので、多少の礼儀も必要になってはくるので。
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一巡目の七
ナポレオンは太陽仏界では戦術研究に専念していたらしい。
それが素晴らしかったと言い、疲れたから寝室に入ろうとしたのだったが、何か変なので少しだけ確認させてほしい、嫌ならあと二回でやめるから、良ければしばらく続けさせてもらいたいのだけれども、と交渉したところ、
ナポレオンも何か変だと気がついたらしく、ほんとは疲れてなどいないと言ってこちらに対応しようとする。しかし自由に動けない感じがあるらしい。
やられていそうだから無限回帰したほうがいい、ということでまたまた五十回ほどの調整をしてもらった。
すると自由になったということで、今度はどこへ行けばいいのかと元気がいいので、今度は神界コースの月ですが、その前に少し禊浄化をしておいてくださいと言うと、
どうすればいいのかとのことだったので、エレウシスの秘儀があるでしょう、と言ってもそれは秘め事なのでと隠すので、瞑想室に入ればいいんですと言うと、すぐに入っていった。
ところが終わったと言って間もなく帰ってきたので、ミタマのレベルを調べてみたところ、地球神界の八合目までのぼっていた。
ミタマは開いていますか? と聞いてみると、まだだという。そういう話をしているうちに開いていったので、さっそくお祝いの会が開かれることになった。
神界コースへの道が開かれたことになるので、バンパイアとのお別れ会にもなってめでたいことであった。
こちらが提供したお金で豪華なお茶会が宴会へと発展していたバンパイアグループにも、まともな道に戻る気はありませんかと聞いてみたのであるが、動揺しながらも断られてしまったのだった。