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今度の生徒さんは嘘の通じない、先生泣かせの難しい問題ばかりを追及してくるので、先生も困ってしまい、しどろもどろとあちこちに確認をとって、それでも一生懸命正しい答えを出そうとし続けたのでした。
生徒「龍神というのはどんな生命体ですか?」
先生「魚が進化したものです」
生徒「龍宮とは違うんですか?」
先生「龍宮と龍神界は違います」
生徒「どう違うんですか?」
先生「龍宮は正神界、龍神界は妖怪界です」
生徒「ドラゴンとは何ですか?」
先生「西洋の龍です」
生徒「一神教の妖怪ですか?」
先生「ちょっと待ってくださいよ」
生徒「どうしたんですか?」
先生「何か変ですね、おかしいな」
生徒「変ですか?」
先生「おかしいな、一神教にドラゴンはいるか? いない。
ギリシャ・ローマにドラゴンはいたか? オロチはいてもいないのでは?」
生徒「ケルトですか?」
先生「そうらしい」
生徒「ロシアのツングースにはいるんですか?」
先生「いるようだな」
生徒「ツングースが南下した中国には?」
先生「龍になってしまう」
生徒「龍って何ですか?」
先生「妖怪魚の進化したもの」
生徒「それでは人魚は?」
先生「ちょっと待ってくれ。それはこの次にしよう。それまでに調べておくから」
そんな風にツアーの仲間の中には手強い者もいて、先生は子供扱いをしてごまかすこともできず、持ち帰って研究しなければならないのでした。
光の会の佐田サロンをのぞいて見てください。あそこの異次元相手に何かごそごそ言っていますから。