02.求道のあかし

求道のあかし 平成25年12月1日

創造の森の研修会が終わってからまた一段と仕組みは発展した。

研修会での講義録、そして今月の講義録に続いての仕組み情報ということになるが、ここにきて新しい状況が生まれてきている。無源の領域が確定し始めているようなのである。

新体制の宇宙を生き終えて無源に戻ろうとする動きはだいぶ前からあったのであるが、旧体制側が食い潰してくるのでなかなか安定した状態にはならなかった。

それがここにきてかなり安定し始めたようなのである。ということはそれだけ領域が広がってきたということにはなるのではないかと思われる。

拡大していく廃墟の一定領域を七周すると全体に及んで、それ以上には拡大できなくなるという規模にまで太陽系の仕組みは及んできたのであるが、そこまで拡大した段階で新しい展開になってきている。

一定領域を七周するとそれ以上は進めなくなって眠りに入るしかなくなる。

そうして眠りに入っている宇宙がたくさん出てきたのであるが、その他に五周で止まっていたり、それ以前には十周以上も巡っているといった宇宙があるということもわかってきた。

七周が最長不倒距離でそれ以上の宇宙はないという触れ込みではあったのであるが、我々の宇宙は最後尾につけているような宇宙なので、信用できないということで続けていくうちに、その内状がわかり始めてきた。

七周領域というのはやはり一定領域であるに過ぎなかった。先行組が回数が多く、半分以降になると回数が少なくなる。

五周で止まってしまっている宇宙の場合は、全体のおおよそ三分の二くらいの位置から出発した宇宙で、それ以降は周回数が減っている。

半分以前に出発した宇宙の場合は全体まで届かない状態で周回する回数が増えている。真ん中くらいの宇宙が七周で止まっているということらしいのである。

我々太陽系の宇宙は最後尾から出発している宇宙らしく、それを落ち穂拾い号と呼んでいるのであるが、この宇宙の場合は一周することすらないのではないかと思われる。

というのも七周領域の調整が終わると、次の七周領域へと移り始めたからである。

最長不倒距離であるはずの七周領域がたくさんあったわけで、果てのない無源の正体が現れてしまう現実は、またかという思いを掻き立てて延々と続いて怒濤の流れとなって広がっていく。

時の流れに身を任せ、潮の流れに身を任せて、仕組みの課題に取り組み続けているのであるが、果てのない現実は変えようがない。

しかし、ここにきて状況が変わってきた。無源が確定され始めているように思われるのである。

今までは領域が小さいこともあつて、無源に戻ってもすぐ食い潰されてしまって、元の木阿弥状態にされてしまう悲劇が耐えなかったのであるが、ここにきて領域の拡大と共に、少しずつ無源がそれなりに保てるようになり始めてきたのではないかと思われるのである。

もっとも廃墟は果てがないので、そちらから包み込んで食い潰そうとする動きは激しくて、身を守るのは容易なことではないと思われるのであるが、それでも新体制の無源もそれなりに強くなってきているように思われる。

とすれば我々の働きも生きてくることになるわけである。

 

この巻頭言は 「「光の会だより」 に毎月掲載しているものです。




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