世界の縮図日本で進行している神界コースの人類の仕組みは、ここにきて大きく展開し、さらに新しい芽が出始めている。
宇宙の行政府である日本の天皇制、それは大和と現代を抱き合わせて成立する、ヒツジヒメ神界とクニトコタチ神界がセットになっている組織である。
それが仕組み的に正常化したばかりであるにもかかわらず、もう世界へと開かれ始めている。
それは月例会でも報告しているように、総合先導役が導く仕組み宇宙が第一次の役目を終えて休みに入り、後続の第二次の新興勢力が起きてきたからである。
古い先頭宇宙はもう疲れ果ててしまって先頭に立つことができず、楽な領域に降りてしばらく調整することになった。
それを引き継ぐ形で、後続の実力宇宙が先頭に立ち、仕組みを新しい段階に押し上げ始めている。
それは人類の仕組みの中心基地である太陽系の地球レベルの動きに対応しているわけであるが、その地球では今新しい芽が出かかっている。
それは日本の天皇家に顕著に現れていて、その展開の早さに周辺の人間が対応できないのではないかと心配になるくらいである。
それは日本人にとっては魅力的なものであるが、非常に危険なもので、よほど注意しないと逆に国家が潰れてしまいかねないほどのものである。
過去に一度失敗しているので、余計そのことが気になってしまわざるをえない。
旧体制に牛耳られていた日本の天皇制は、ここにきて宇宙浄化宇宙変革の仕組みに目覚めた。
それは今はまだ日本の中だけでのことであるが、これからはそれが縮図へと広がり、いずれは世界全体へと広がっていくことになる。
仕組みというものはどのコースのものであろうと、縮図日本から始まって、それが世界に及び、さらに宇宙へと広がっていかなければならない設定になっている。
しかし、天皇制のこの形は過去に大失敗をして禍根を残しているので、よほどの調整をしないと成功させることは難しいだろうと思われる。
それは世界を大戦争に巻き込んで、結局達成できずに終わったものであり、二度とその誤りを犯さないようにと、厳しい制約がかけられてしまっている。
しかし仕組みのエネルギーはそちらに向かって流れ始めている。
つい最近までそんなことは考えられなかったことではあるが、今それはどんどん勢いを増してきている。その内とどめようのないものにまで発展していくことだろう。
もちろんそれは過去のものとは違っている。
過去の再現であるとするならば、それは人類にとって何の意味もないものにしかならないが、正しいルールに則って取り組まれる今回のものは、成功すれば地球人類のみならず、宇宙世界にも大きな影響を及ぼすものとなっていくはずである。
その課題をこなすことができる所まで人類が到達したとはまだ思えないのであるが、それだけの下ごしらえが出来ていなければ動くエネルギーでもないはずだから、それなりのレベルに到達しているということにはなるのだろう。
前回のように愚かに失敗するか、新しい知恵と共に成功への道を歩み進めることができるのかは、今後の仕組み調整にかかっている。
この巻頭言は 「「光の会だより」 に毎月掲載しているものです。