本書の著述に関しては、前著(仕組みシリーズ第二巻「埋もれていた仕組み」)とのからみで、相当激しい妨害が異次元サイドから仕掛けられていた。
それには天皇家にかかわりのある問題で、仕組みが天皇家サイドからつぶされてきた過去があったからだと思われる。
しかし著者の立場は仕組みから見た天皇家の実体を探る性質のもので、天皇家そのものをどうこうしようとするものではない。
また異次元的に天皇家を調べてみると、表の顔とまったく別の顔が見てくる。
それを解明しようとすることは、仕組みをつぶす宇宙の旧体制にとっては、それ相当に都合の悪いことではあったのだろう。
時期が早いとか、悪影響が出るとか、あることないことをしつこくこちらの意識に流し込んできて、当初の予定がこなせない、という事態に立ち至っていた。
しかしながら仕組みの流れとしては、書かないわけにはいかないシリーズ物の一冊であり、止めようのないエネルギー原則が働くことになっていって、現状の形となったと言わざるをえない。
結局は前とはいくらか形を変えたものとしての著述となってきている。
善い悪いは別として、天皇家がらみの問題はやはり公共性のあるものだし、天皇家の都合だけでは制御しきれないものでもある、としか言いようがない。
筆者としては、大和から現代に至るまでの天皇家を、仕組み的に否定的な観方から肯定的な観方に変えようとしているのであるが、そのことすらもが異次元サイドでは気に入らないらしい。
これを書いている今も、かなりしつこい嫌がらせが異次元からからみついてくる。
だからといってここまで進行してしまったものを、今さら止めることなどもうできるはずもない。とにかくやれるところまでやる気で取り組むしかない。
それはともかく、地球の縮図である日本には、当の人類には見えない形の宇宙浄化宇宙変革の仕組みが存在しており、その仕組みをこなすために世界中からたくさんの人間が呼び集められている。
いろいろな人種が、いろいろな地域から、長い時間をかけて日本列島に引き寄せられ、人間には自覚できない形の仕組みに取り組まされてきている。
そのことは仕組みをある程度こなして初めて確認できることで、一般レベルからはとても自覚できる性質のものではない。
仕組みをこなしている立場から見ると、日本には大和と呼ばれた時代と現在の時点と、二度にわたって仕組みの課題がセットされていることがわかる。
それがいずれも天皇家とのからみがあるように見えるところから、仕組みが天皇家にあるように見えるのだけれども、それは必ずしも正しい解釈ではない。
天皇家はむしろ仕組みをつぶした側で、仕組みは常に一般大衆の側にあった、と言うことができるからである。
ただし、天皇家に仕組みのながればないのかと言えば、それも間違いで、仕組みに天皇家はかなり重要は形でからめられている。
しかし、それは一般の日本人が担わされた神の仕組みではなくて、仕組み三派と呼ばれる別のグループの仕組みの課題が隠されていることが、今では明らかになってきている。
神、賢者、神隠しの仕組み三派が、三つどもえのせめぎ会いをしながら進行する仕組みは、今も激しく、現代日本人を揺さぶり続けている。