四十四番 剣山
剣山に被官ひとり大神お出ましになられまして、稲荷神行のお務めをいただきました。お立ち会い致しました、十神界でございます。
被官ひとり大神私共のもとにご挨拶に来られまして申されました。見渡します光景の美しさにこの山々を渡り歩みたく思いました。私共は申し上げました。
被官ひとり大神も神行重ねられまして、自在も満喫致しますことなりましょう。思いの丈を形と致します体験も重ねてください。
被官ひとり大神深く頭(こうべ)たれまして、御神座へお進みになられました。御神座に集おておりました皆にご挨拶致しまして、お定まりなられました。
ご自神の調整致しまして、ご神行に入られます正礼深く致しましたのちに、祈り深めてゆかれました。
祈りますほどに生じますみ光、強く多く激しくを重ねまして、ご神行八割修められました時、剣山に稲荷神行成就致しました。
証(あかし)の極みのみ光生じました。ご確認致しましてご報告申し上げます。
十神界
佐田靖治御大師
神行日 令和三年七月八日
仲介者 小野恵里子
審判者 佐田靖治