02.求道のあかし

求道のあかし 令和3年8月1日

前代未聞のオリンピックが遂に開催された。どうなることかと世界中が注目している中で、よれよれになりながらも無観客という禁じ手を使ってまでして、伝説のオリンピックは保たれた。

周囲からは怒涛のような怨嗟が押し寄せてきていたけれども。

仕組みの総合先導役を務める立場としては、早い段階から中止を語っていたのであるが、仕組みも新型コロナも自然の危機も無視され、機械文明の担い手たちによって押し切られて、とうとう無観客という意味のない競技がなされることになってしまった。

全世界の観客が機械を通して観戦しているという未来世界の幻影に惑わされて。

 

オリンピック開催に合わせるようにして、総合先導役は富士山の白糸の滝に自宅で入るという、機械文明とは逆の調整をさせられていった。

埋もれていく自然を何とか保ちたいという自然の意思、仕組みの目的によるものと思われる。もちろん滝の水ばかりではなく、富士山の自然のすべてをかけての調整へと発展していったのではあるけれども。

その効果は驚くべきものであった。固く封じられていた仕組みの呪縛がほどけて、相当大きな仕組みが動き出したのである。

情報はあふれかえり、その報告と調整をするために一人で大わらわ、理解してもらえない世界中の人類に向かって、今もお粗末な文章を書き綴っているところである。

 

仕組みニュースでも紹介しておいたが、オリンピックは博打の宝庫でもある。

それは物質人間ばかりはなく、今回は特に異次元の宇宙世界にも及んでいるものであって、機械体制伏魔殿が支配する全宇宙をも巻き込んで、華やかな大祭となっている。

全宇宙の三分の一が機械体制、三分の一が色地獄体制、残りの三分の一が博打体制と言われている。

機械とか色地獄はわかりやすく、それに対処することは仕組み的にはそれなりにできてきている。ところが博打に関しては無防備と言っていいほどに処理しきれない現状にある。

仕組みの中心となって膨大な領域に発展している太陽系、現段階では物質地球人類にその役割があり、その中核を担っているのが縮図日本ということになっている。その中心で行われているオリンピック、博打宇宙がほおっておくはずがない。

宇宙のまともな仕組みメンバーとか、潰された自然とかがいくら反発しても、押し流されていってしまう。

オリンピックは宇宙博打、仕組み博打、先導役博打となって狂乱している。

 

そして正統派であったはずの佐田体制の大河宇宙全体を巻き込んで、無限レベルから伏魔殿が博打をしかけてきている。そして佐田宇宙体制の全体が博打に巻き込まれてこけてしまうということも起こっている。

なぜそういうことが起こるのかと言うと、人類のみならず、全宇宙のレベルの高い生命体が賭け事にかかわりを持っているからである。

宇宙の中心はじめ宇宙のメンバーたちも賭け事が大好きで、アーサー王宇宙などはしょっちゅう伏魔殿の博打に引きずり込まれてしまう。

ホーキング博士も大好きで、今回は見事に足下をすくわれてしまったほどである。

 この巻頭言は「光泉堂だより」に毎月掲載しているものです。




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