前回三月一日の段階では、ジャンヌのセット夫がキリスト教の教誨師であった、ということの確認をしたところまでであった。
それ以降は教誨師の動向に関心が向かうわけであるが、彼はなかなかキリスト教を抜け出すことができないようである。
四月の半ば頃にイエス大神が登場し始めて、キリスト教の改革に協力してほしいとの要望が出されたようであったが。
ジャンヌは大喜びしたとのことであるが、教誨師のほうは変化したイエスを受け入れることができず、しばらくは混乱状態であったらしい。
彼はジャンヌを取り戻そうとしていたわけで、簡単に改宗することができないでいるようである。
聖人にまでなっていた彼ではあったが、仲間と共々に色地獄に引きずり込まれてガニメデまで落ち込んでしまい、今でもそこからはい上がれないでいるらしい。
そういう彼らの元へイエスは出かけて行くらしい。
レベルが低く、汚いなどと言っていられないのは、それは彼が導いた結果であり、その責任を問われてしまうからなのだろう。