三十番 男体山
謹みましてご報告申し上げます。
日光男体山に被官ひとり大神お出ましになられまして、稲荷神行のお務めをいただきました。お立ち会い致しました、十神界でございます。
被官ひとり大神、これよりご神行致しますご挨拶いただきました。朗々と申されますご様子に、重ねられましたご神行の学び、身につけておられまするが表われておりました。
そのように申し上げますと、十神界の大きなお力のもと、私ごときの背を押してくださいます、まことにたくさんのお力をいただいておりますと申されました。
神行は正道でありまするほどに邪道も多いのでございますと申し上げまして、御神座へとお進みいただきました。
御神座にお定まりなられまして、ご自神の態勢念入りに整えられまして、ご神行に入られます正礼致しました。
祈りの時惜しみますることなく重ねられまして、日光男体山に稲荷神行成就致しました。証(あかし)の極みのみ光生じました。ご確認致しまして、ご報告申し上げます。
十神界
佐田靖治御大師
神行日 令和三年四月一日
仲介者 小野恵里子
審判者 佐田靖治