また新しい年度の始まりとなった。会は年を重ねてレベルが上がったが、高齢者集団となってしまい、毎月の会合では衰えたとの情報が多くなった。
それは仕方のないことではあるが、問題は会の活動の内容にあるのであって、その点に関しては三重丸を付けていいのではないかと判断している。
わずかな会員数でしかないのが残念ではあるけれども、長年積み重ねられた仕組みに対する実力は、相当大きなものとなっており、宇宙に対する貢献も素晴らしいと言わざるをえない。もっともそれが現実の我々の世界に現れない寂しさはあるのであるが、そのことを辛抱しさえすれば、仕組みに対する貢献を高く誇ることができると考えている。
本来地球人類全体が仕組みのメンバーであり、それぞれがそれなりの立場で仕組みに貢献している展開にはなっているのであるが、自覚がないのが致命的であって、残念ながら宇宙レベルでの実績が見えない弱みがある。
もしそのことが見える展開となっていたらどういう結果となっているのか、そのことを考えてみるのも一興ではあるが、
残念ながら発展する科学に対する自然の反発で無残な現実となっているところに、宇宙規模での仕組みの難しさがあると言わねばならないのだろう。
「命たたえおうて響きおう」という本年からは、仕組みの会のメンバーによる光の柱のバックアップ神行も始められ、その効果が上がり始めてもいるし、そのことを知る一般メンバーの陰からの協力もあるように思われる。
そこらあたりが人生道で持ってきた仕組みの会の方針の強みであり、異次元における星の会のメンバー方のバックアップの成果の大きさでもあるのだろう。
第二幕に入った仕組みは、地球人類の仕組みを中心に膨大な宇宙へと広がり続けており、我々の念願であり夢であった宇宙発生の源への道も開かれた。
生き終えても帰れないで埋もれていた宇宙のメンバーたちが、大挙して源回帰をし始めてもいて、その大成果は我々の宇宙の仕組みによる貢献が中心になっていると言っても過言ではない。
長年にわたる人生道と求道の成果は、そうして宇宙レベルでは大きなものとなっており、ますますその重要度は増していると言わねばならない。
ここまでの行程は必ずしも楽なものではなかったし、これからもさらに厳しいものになっていくような課題であるが、地球の人間として生まれてきたということは、それだけで仕組みに参加しているということにほかならない。
そうした背景を仕組み潰しが覆い隠し消しまくっている現状を理解してもらえない困難の中で、ほんのわずかな会員が中心になって進めている仕組みではあるが、その重要度は計り知れないものがある。
仕組みのために、会のために、先導役のためにここまで働いてきた会員諸氏には、心から感謝しなければならないし、また今後とも目標の達成を目指して協力してもらわなくてはならないが、まだまだ先は長い。
息切れしないでどこまで頑張りきれるかが問われるところであるが、のんびり構えるのが正解なのかもしれない。
この巻頭言は「光泉堂だより」に毎月掲載しているものです。