九番の二 焼山
謹みましてご報告申し上げます。焼山に被官ひとり大神お出ましになられまして、稲荷神行のお務めをいただきました。
お立ち会い致しました、十神界でございます。
被官ひとり大神頭(こうべ)低く致しまして、このご神行のお立ち会いよろしくお願い申し上げますと申されまして、十神界のお立ち会いいただきますことの真意学びました、と申されました。
何事も体験致しまして、自神にて実感致しますることこそが、このご神行の目指しますことでございます。
ご神行を重ねてゆきますほどに変化致します、被官ひとり大神とのお目通り楽しみでございます、と申し上げまして、御神座へお進みいただきました。
お定まりなられまして、すぐに集中力高めてゆかれますご様子確認致しまして、祈りの時惜しみますることなく重ねてゆかれまして、焼山に稲荷神行成就致しました。
証(あかし)の極みのみ光生じました。ご確認致しまして、ご報告申し上げます。
十神界
佐田靖治御大師
神行日 令和三年二月十一日
仲介者 小野恵里子
審判者 佐田靖治