十七番の二 飯豊山
飯豊山に被官ひとり大神お出ましになられまして、稲荷神行のお務めをいただきました。
お立ち会い致しました、十神界でございます。
被官ひとり大神、ご神行を重ねられますほどに礼節わきまえられまして、堂々とご挨拶いただきました。
飯豊山の静寂であります訳をと問われましたり、今は雪の白見渡します限りの白でありますが、雪が融かれますれば、いかに奥深い御山でありますか、
並々な心構えでは、この御山にて過ごされないのでございますと申し上げまして、御神座へお進みいただきました。
飯豊山頂(いただき)の御神座にお定まりなられました。官ひとり大神四方八方にご挨拶致しまして、正礼致しましたのちに、ご神行に入られました。
祈り深められますほどに生じますみ光変化致しまして、ご神行納められます時、飯豊山に稲荷神行成就致しました。
証(あかし)の極みのみ光生じました。ご確認致しました。
十神界
佐田靖治御大師
神行日 令和三年一月二十一日
仲介者 小野恵里子
審判者 佐田靖治