矢継ぎ早に展開する建礼門院の問題に関しては、こちらは半信半疑のまましばらく様子をうかがうしかなかった。
そしてその後の展開を追っていったのであるが、金柑やジャンヌのことが重なって、かなりの混乱を覚悟しなくてはならなかった。
大和の天皇家のからみもあり、相当豪華な顔ぶれが集められていたようであったが、三日三晩の大祝宴会は確認作業を終えたその日の十二時から始められたのであった。
かなり早い展開なので、こちらは何が起こっているかの確認をしなくてはならなかったが、そんなことにはおかまいなく、事はどんどん進行していったのであった。
伏魔殿の演技であるのなら、そのうち化けの皮が剥げるだろうから、そのまましばらく流れに任せておくしかないとあきらめて、仕組みが壊されることのないように用心しながら、こちらは対応し続けていったのであった。
ジャンヌ・ダークの大問題が始まったばかりだし、金柑の問題もあったのだけれども、どうしようもなく押し流されていくしかない状態であった。
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