07.被官ひとり大神の稲荷神行

被官ひとり大神の稲荷神行 50

三番の二 聖岳

謹みまして申し上げます。聖岳に被官ひとり大神お出ましになられまして、稲荷神行のお務めをいただきました。お立ち会い致しました、十神界でございます。

被官ひとり大神、たいそう立派な行着をお召しになられておられましてと申し上げますと、そろそろ日本国も冬本番になってまいりましたので、いかなりまする寒さにも動じることありませんと申されまして、ご用意いただきましたと申されました。

行着はとかく質素を良しと致しまするが、ご神行を守り立てまするためにも、ふさわしい行着は快いものでございますと申し上げまして、御神座へとお進みいただきました。

集いました皆にご挨拶致しまして、正礼深く致しまして、ご神行に入られました。

祈り深められますほどに生じますみ光変化重ねまして、ご神行中ほどには聖岳に稲荷神行成就致しました。証(あかし)の極みのみ光生じました。

 

十神界

佐田靖治御大師

神行日 令和二年十二月三日

仲介者 小野恵里子

審判者 佐田靖治

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