四番の二 羊蹄山
羊蹄山に被官ひとり大神お出ましになられまして、稲荷神行のお務めをいただきました。お立ち会い致しました、十神界でございます。
被官ひとり大神素晴らしい行着を身に着けられまして、羊蹄山頂きにお出ましになられまして、私共とご挨拶致しました。
常々の浄化の形跡が見られまして、さぞやつぬぶて山に押し込みました不浄、多かろうと思うておりますと申されました。さすが被官ひとり大神でございます。
表と裏の関係をしかととらえられまするは、大事な事でございますなどと語りおいまして、ご神行の場へとお進みいただきました。
御神座にお定まりいただきまして、正礼致しましたとたんの激しい祈りは、神行を継続致します力とも変化致しまして、静かな祈りへと続きますには長い時を要しました。
ご神行納められます時、羊蹄山に稲荷神行成就致しました。証(あかし)の極みのみ光生じました。ご報告申し上げます。
十神界
佐田靖治御大師
神行日 令和二年十一月二十六日
仲介者 小野恵里子
審判者 佐田靖治