13.ジャンヌダルク

ジャンヌ・ダークの秘密 17

午前中の流刑地の研修所での勉強会は小学生レベルから、仕事は荷物運びのみ、そんな感じ。午後の忍野の研修所では談話とか瞑想ほかの調整。

そして仕組みの公式行事に参加しての正式な仕事は、恍惚死宴会の指導員。そんな感じでジャンヌ組の調整は進行していった。

特に指導員の場合は、最初の日は二時間のお試しで合格。二日目からは六時間勤務で給料は正規の三倍。

それらのすべてを受け入れたジャンヌ組は、そうして次第に新しい生活になじみ始め、落ち着いていったのだった。

そして六日目の十一月五日には、ジャンヌのミタマはガニメデレベルの霊界から仏界へと進化していった。

 

そしてそんな状態で事が進行し始めた頃、突然割って入るようにして建礼門院が登場したのだった。

やっと軌道に乗ってこれから落ち着いて仕組みの調整を、とこちらが取り組む態勢になったところで、事を攪乱するようにして飛び込んできたのだった。

もっとも見通しがついたところで元宇宙、大元宇宙、ハゲ元宇宙の三派の揃い踏みという段取りが予定されていた、そういうことだったのかもしれなかった。

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