13.ジャンヌダルク

ジャンヌ・ダークの秘密 1

始めに

令和二年十月三十一日の午前一時頃のことである。眠れないので映画を観ることにして、買ったままになっている「ジャンヌ・ダーク」を観ることにした。

別種のDVDが二枚あるので、古いものから観ることにしたのであるが、その時に何の前触れもなくジャンヌ・ダークがこちらに呼びかけてきたのであった。

ジャンヌ・ダークとはかなり以前から時々接触する機会があった。仕組みの会にジャンヌ・ダークがらみの会員がいて、そちらとの関係で時々確認の接触をすることがあったからである。

しかしほとんど同調することなく終わっていたのだったが、数年前映画館で同様の映画を観たときに、彼女が聖女(1920年5月16日列聖)になったことの記述が最後になされており、絶望に近い思いを抱いたことがあった。

ジャンヌ・ダークの像はフランスのセーヌ河岸にあるノートルダム大聖堂にあるのだそうだが、フランスの自由の女神とか、ドラクロアが描く民衆を導く女性は、私にはジャンヌ・ダークに思えてしかたがないのである。

フランス革命からきているのだそうであるが、それならなぜ女性像なのだろうか?

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