金柑が徐福の愛鷹山に移ったのは八月一日のことであったが、金柑の大胆不敵な仕組み活動によって触発され続けている徐福系のメンバー達は、
日本に渡って来るのが使命だったのだから、中国の課題を終えて日本で仕組みを完成させるべきだと主張していたが、中国組は中国の仕組みの立て直しをしてほしいと願う者がいて、その奥には中国の守護神であるスセリヒメ大神の存在があった。
それぞれの立場からのそうした思惑が渦巻く中で、金柑組の抱いている立場は、依然としてイスラエルの夢、天命であって、日本の仕組みとばかりは言えなくなってもきているように思われた。
日本人の中に元宇宙のスセリヒメ代表があったとすれば、そのセット夫であるソロモンはイスラエルの英雄であった。
現段階でそうした形が現れてきてみると、金柑がイスラエルの天命を果たしてイスラエルに帰還すれば、イスラエルは世界の中心になることもできるわけで、そこにそれぞれの立場の違いと思惑が錯綜する原因があるのだった。
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