15.始皇帝と金期気

始皇帝と金期気(きんごき) 32

前回金柑は星の十二合目と書いたが、地球から見て太陽の十二合目ということであって、普通の評価では星の二合目ということになる。

彼女は私の指示で人間で調整してもらっていたので、そうした言い方になったのかもしれない。

しかし太陽神界まで上がると人間では不利なので、神に進化したほうがいいという意見が出されたため、その確認をしてみたのであるが、

それは旧体制側の都合であって、彼女の立場の仕組みの経過から判断すると、まだ人間で進めていくほうがいいように思えるので、そのようにしてもらった。

というのも徐福氏と韓非氏は別として、元の周辺の五十名のメンバーたちのほとんどはまだレベルが低く、仕組みの仲間たちはほとんどみな木星とかガニメデ、あるいはそれ以下に落ちている。

彼らを引き上げる責任があるので、自分だけ簡単に神に進化して昇っていくわけにはいかない、そういう感じがするのである。

先行して上り詰めて上から引っ張り上げる方法もあるかもしれないが、金柑の場合には無理がある。だから皆と共にヘドロにまみれながら仕組みを立て直すほうがいい。

ガニメデに埋まっている中国の守護神のためにも、そのほうがいいように思われる。太陽神として中国の太白山に降りてもまだ不十分で、日本の富士山の拠点で調整しなくてはならないからでもあった。

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