15.始皇帝と金期気

始皇帝と金期気(きんごき) 27

明くる六月八日は朝四時からの普通の体操に参加したあと、公式行事は午後なので、朝方の余裕のある時間に仲間の五十名ほどで勉強会をすることになった。

というのも彼らはまだ二千年前のままなので、現代感覚が不足しており、地球世界だけではなく、日本の地理すら知識になかったからであった。

現代感覚を身に着けるためには小学校からやり直すほうがいいのではないかということで、富士山のつぬぶて山の世界の子女たちの小学校に行ってもらったのであるが、邪魔ばかりするので追い出されてしまった。

やむなく次の日からは佐田の満艦飾行事の中の、旧体制の正統派のための教育課程で勉強してもらうことになっていったのだった。

これは機械による疑似体験コーナーであるが、のちにここに定着することになっていった。

午後四時からの公式行事には正式参加して、合格点をもらって帰ってきたが、仕事のけがれを払うのが大変であった。

また大変なお土産などももらってきていたので、それを調整しなければならないこちらも大変であった。

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