六六六の意味は人間ということのようなので、そこから金柑に神ではなく、人間として活動するようにとの指示を出したのであった。
神に進化した姿ではなく、ミタマの開いた人間として、新しい仕組み働きをするようにという意味であった。
そのことから祝賀会の参加者の身体がまともでないことがばれるような展開となったのであろう、一日の予定が二時間でお開きとなり、忍野に帰って一寝入りしたあと、金柑の様子がおかしくなった。
研修所の仕事がきついので、色街特化のためのトレーニングをすることになったが、彼女はバスケットをやりたいと言い出した。
紫禁城で子女がやっているのを見ていて、自分もそれをやりたかったということだったらしい。
それなら紫禁城で一般の勉強とともにバスケットをやればいいということになって、その予定が組まれたのであるが、そこで突然金柑がおかしくなったのであった。