15.始皇帝と金期気

始皇帝と金期気(きんごき) 18

そして明くる日は六月四日、金柑は佐田王街に働きに行ったが、一名だけで帰されてきた。

担当者から金柑が壊されそうな扱いを受けるので、少し様子を見たいとのことであった。

鵺操作があるようなので佐田も同意して、研修所の談話室で皆のいるところで調整をしたのだった。

妨害が激しいので光の剣を右手に持つように指示したが、まだ自分では持つことも振ることもできない状態であった。

レベルが低くて重過ぎるのである。仕方がないので小さくして身に着けているようにと指示しておいて、研修所の仕事をしてもらうことになった。

寮生活をしているメンバーは皆研修所がらみの仕事をしており、そうして寮費や生活費を稼いでおり、アメリアも食堂係の仕事を今でも続けていたので、金柑も同意して仲間と一緒の仕事に取り組んだのであった。

そこで七合目に上がったのであるが、何か基本的なものが欠けている感じであった。

http://sadayasuharu.blogspot.com

 




-15.始皇帝と金期気
-, , , ,