ハゲ元系は物陰に隠れるのが得意で、金期気を包囲している男の中にはハゲ元系はいない。
女性五名の中には一名いるのであるが、その正体は表に出ていないのではっきりしない。
始皇帝がなぜ焚書坑儒をしたのかについては、ユダヤの坑儒はわかりやすいけれども、焚書のほうは必ずしも明確ではない。
支配体制を確立するための歴史の改竄(かいざん)が目的とされてはいるが、過去や周辺の歴史書などのすべてが処分されているとも思えない。
ハゲ元系は科学文明系の宇宙なので、学術芸術などにすぐれている。
そちらからの圧迫があることを知っていた始皇帝は、そちらを排除しようとしたのであろう。天命の天敵だからである。
しかし始皇帝亡きあと秦を滅ぼした曹魏は、そのハゲ元系の民族だったと思われる。
宇宙体制三派、そして仕組み三派と言われる大元ハゲ元元宇宙、その三つ巴の色模様は、宇宙の全領域で息づいている。
そして孔子はそれを監視している伏魔殿の使者であるように思われる。