15.始皇帝と金期気

始皇帝と金期気(きんごき) 8

それからの金期気さんは最初は目新しいこともあってか、順調にレベルを上げているかに見えた。

周りには中国の活神たちがいたし、レベルの高い仕組みの神々も立ち会っていたし、日本の神々も迎えに出向いていたようだったので、すぐに四合目までは上がって行ったのだった。

 

ナポレオンが四十九日行で木星に行った時には、何やら得体の知れない世界であるように思われたが、金期気さんがいる木星にはそれなりの世界があるように思われた。

結局中国の科学者たちが潰れて落ちていたり、上がれない先祖方や落ちた神々などがたくさんうごめいていたりしていたわけではあったが。

 

セット夫の始皇帝は仏界神では火星に落ちてしまうので、霊界人間となって地球にとどまろうとしているようだった。

陵墓の始皇帝の像の中にいることが多いようであったが、金期気さんも人間になって紫禁城に戻ろうとすると、火星の鬼子母神になってしまうのだという。

そういうこともあって木星での修業の成果が待たれるのであった。

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