木星に降りた時の中国のスセリヒメ金期気さんは、二十三才の美人に生まれ変わっていた。
そして親神は四重目の娘々(にゃんにゃん‥‥日本名のアマテラス、本体はワカヒルメ)に変わっていた。
そしてその周りには男のお付きが五名ついていた。
その五名は、一に徐福、二に韓非、三に始皇帝の宰相李斯(りし)、四に始皇帝、そして五に神官である父親、そんな壮々たる顔ぶれであった。
アマテラスが男遊びで狂い回るように、娘々も男狂いをしており、金期気さんもそのお付き組と遊びまくっていた。表ではすましているとのことではあるが。
そうして木星で修業することによって、彼女は神界の三・五合目まで成長していったが、五合目まで上がらなければ地球まで戻れない。
そして七合目まで昇らなければ、中国の太白山の神界に入れてもらえないとのことなので、五合目まで上がったら日本で修業することになっていった。