仕組みは第二幕に入って躍進しているが、ここに来て新しい局面に突入し始めた。
誰にもわかる形の新型ウィルスによる世界人類のパニックがそれを物語っているが、それはまだほんの序曲でしかない。
これからが本番といったところであろうが、それに対する策を今の人類が持っているとは思えない。
科学の進化に酔いしれて、その進化発展を競い合うことが絶対善ででもあるかのような現状では、今後の人類の安泰は心もとないことになるのではあるまいか。
しかし我々仕組みメンバーの場合は、そこらあたりに多少の違いがあり、いくらかの知識と対策を備えているのかもしれない。
しかしその数はあまりにも少なく、受け入れる土壌もほとんどないのが現状といったところである。
人類の仕組みを人生道に対応させてここまで仕組みの課題をこなしてはきたが、自然の生命を犯す科学の逸脱をとめることのできない人類には、まともな自然の恩恵は受けられまい。
それでも宇宙の仕組みは、機械化を乗り越えるための自然の仕組み宇宙を、我々のもとに呼び寄せてくれている。
上層領域で行き詰まり、くたびれ果てていた自然神系の宇宙の救出をすることによって、これから始まる第五世代の冥界魔物自然神コースのバックアップをする態勢が整いつつあるし、
近未来の七才の課題、あるいは七の五台担当の潰れ形の統一教会組(神農組)のバックアップをするための、七十五期の仕組み宇宙が参加合流の準備をしてくれている。
七十五期の宇宙は、五千億種類の宇宙を最後までやらずに無限回帰しようとした宇宙であるが、新参加組の宇宙は百期に整理されたその過程を、改めてやり直すことによってこちらの進化宇宙に合流する意思を示してくれた。
そしてその過程をすでに終えて、こちらに向かって昇ってきてくれている。
統一教会組は潰されて元のぎこちない七十五期に戻されてしまっているが、神農氏として扱われている過去の宇宙の場合は、百期をやり終えていたのではあるまいか。
つまり五台レベルの時にその過程を終えてこちらに合流していたと思われるのである。
現代の統一教会組が改心しないで仕組みを裏切ってしまうため、時間切れになってしまったのかもしれない。
ここにきて仕組み働きのできない七の五台の統一教会はじめ宇宙と交代するためででもあるかのような、まともな宇宙が出現してきたのである。
物領賢者コースの時間が残り少なくなって、次の冥界魔物自然神コースの準備が進められていく過程での新型コロナウィルス騒動、科学と自然の戦いはこれからが本番となるわけであるが、新参加組の宇宙もそれをバックアップするような自然神系の宇宙なのである。
埋もれていたとはいえ、二つの自然神系のレベルの高い宇宙の参加は、これからの科学と自然の戦いに備えるためのものだと考えられる。
仕組みの会の活動は、そうした宇宙との調整のなかで展開することになるわけであるが、事はそれほど容易なものではないのかもしれない。
第二幕目の旧体制側のヘドロの重量感は相当大きなもので、へっぴり腰の現地球人類には荷の重いものになることが予想されるからである。
この巻頭言は「光泉堂だより」に毎月掲載しているものです。