正式な結婚をしなかったと言われるエリザベス一世のそばには、家庭のある愛人がいると言われていて、それが独身を通した原因だとされている。
その彼がセット夫なのではないかと確認してみたことがあるけれども、違うらしいのでそのままになっていた。
ところが正式なセット夫が現れてみると、その愛人の存在が怪しくなってくるわけで、現段階で調べてみると、彼はドルイド組のメンバーであるということがわかってきた。
そのことは王室では周知の事実であったのだろう。
しかし今ここからその背後関係を探ってみると、正統派の仕組みメンバーに対する監視役であることがわかってくる。
エジンバラ公が正式なセットだという確認ができたとき、やっとバアヤの態度に変化が起こってきた。
ドルイド教団というのはアーサー王をバックアップする組織のように思えるけれども、実際のところは必ずしもそうではなく、伏魔殿側の使者が混ざっていることが判明している。
マーリンとモルガナ(モードレッド)がそれであり、魔法使いブームの最近では、アーサー王組よりマーリン組のほうがもてはやされているように思われる。