話を南龍に戻そう。金井南龍師の仕組み名の南龍には龍の字が付いていることに疑問を感じる向きもあると思われるが、筆者もその一人でそれを調べたことがある。
「子神たち」にも書いておいたが、その由来は加賀の白山にかかわりがある。
山の七合目に「南竜ヶ馬場」という場所があり、そこで彼は潰されたのではないかと思われる。
彼は古峰ヶ原の天狗の出でもあり、そこらあたりのことに関しても、以前に何度か解説したことがある。
以前は天狗はまともな自然神の一部だと考えていたのであるが、最近ではそれも天使と同じような偽自然神であるということの確認がとれている。
天狗や龍ということになると、古来よりまともな存在と思われているけれども、残念ながら正統派の立場から見ると偽物であって、機械製の生命体でしかない。
こんなことを書くと、こちらの立場はますますなくなってしまうのだけれども、だからといって真実を覆い隠しても始まらない。