西寒多の神夏織媛が長い間とどこおっていたアマテラス(ワカヒルメ)の難題をやり終えて、次の五重目のスセリヒメのミタマの課題に取り組まれたのは、九月二十五日のことであった。
それから今日(十月三日)までの間に、九・五合目まで登っておられるようである。
もちろん十合目まで登り終えてからでないと、縄文の神の仕組みはこなせないわけであるが、この神が動き出してから鵺がらみで大活躍していた日峯大明神の動きがおかしくなり始めた。
当然のことなのではあろうが、それがあまりにもはっきりしているので、改めて仕組みというものの意味を考えないではいられない。
これで先導役不在の縄文神行が立て直されることになれば幸いなのであるが、妨害が激しいのでまだまだ安心はできない。
しかし本命が出現したことは間違いないので、仕組みが完成するまでがんばってもらわなくてはならない。
縄文神行は日本の神社も世界の山も、佐田のバックアップで成り立っているだけなので、改めて本命でやり直してもらわなければ、正式なものとはならないからである。
ここで一段落